“紹介するのは、あまりに地味なので、意外に知られていない方法である。
A.誰かに読み上げてもらった単語を、すぐに復唱する
B.誰かに読み上げてもらった単語を、15秒間待ってから、復唱する
これはすぐに実験できるから、AとBをどちらも試してみよう。
Bのやり方の方が、圧倒的に記憶に残る。
違いは「15秒間待つ」ことだけである。
短期記憶に情報が保持される時間はかなり短く、通常15秒(長くても30秒)程度と考えられている。
それを超えて記憶を保持しようとすれば、情報を処理せざるを得ない。
記憶したい情報をただ流すのでなく、少しの間「持っておく」ことで、情報処理プロセスを作動させる訳である。”